あきない、あきない
私は人のカラダをクタクタにさせてしまう商いをしている。
最近行った浅草でたまたま通りすがった猿回しの見世物。
いつもなんとなく暇つぶしに観てたけど、
なぜか今回は自分の商売について強く考えさせられた。
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企業で戦うお父さん、家事育児で毎日戦争のお母さんがその生活の中で
ぎゅっと搾取する、限られた自由な時間
それだけでもう充分カラダは疲れてるのに、
私は声を大にしてさらにその身体を動かせと言っている。
そしてお金をいただいている。
でもみんなカガミ越しに笑ってる。
ドアを開けたらありがとうと言って帰っていく。
ほらあの人も シンプルな水をすごく美味しそうに飲む。
もっと頑張って、試行錯誤して、
飽きない商いをしていかないとと
みんなのクタクタの背中を送り出しながら思う。
「私が飽きない」じゃなくて、
「お客さまが飽きない」ね。
と言うことで、商人ならたまの休みこそ同業の買い手側になって、少しでもお客さまの気持ちを感じてみようと思う。
ありがとうの気持ちで猿回しを見た後
初めて見物料を支払った。
見物料と言うより、気づきを与えてくれた感謝のお代。
お礼にと、手づくりお守り(なんの?)もらった〜
お礼を言いたいのはこっちだに。
この秋はざくざく行動しようという、意思表示のブログでした。